― 手続き・登録免許税・定款変更・注意点まで徹底解説 ―
会社のブランド戦略の見直し、事業拡大、M&A、イメージ刷新などを理由に「商号(会社名)」を変更するケースは少なくありません。しかし、
- 商号変更はどうやって決める?
- 定款変更は必要?
- 登録免許税はいくら?
- 申請期限は?
- 必要書類は何?
といった疑問を持つ方が非常に多いのが実情です。本記事では、株式会社の商号変更登記を中心に、流れ・必要書類・費用・実務上の注意点まで詳しく解説します。
目次
- 商号変更登記とは
- 商号変更の全体スケジュール
- 事前に確認すべきポイント
- 株主総会決議と定款変更
- 登記申請の流れ
- 必要書類一覧
- 登録免許税と費用
- 申請期限と過料リスク
- 同時に行うことが多い手続き
- よくあるトラブル
- 司法書士に依頼するメリット
- まとめ
1. 商号変更登記とは?
商号変更登記とは、会社名を変更した際に法務局へ申請する登記手続きになります。商号は登記事項であるため、変更時は必ず登記が必要です。
2. 商号変更の全体スケジュール
- 新商号の決定
- 同一商号の調査
- 株主総会の決議
- 定款変更
- 登記申請(2週間以内)
- 税務署・銀行等への変更届
3. 事前に確認すべき重要ポイント
① 同一商号の調査
同一住所に同一商号は登記できません。オンライン登記情報で事前確認が必要。
② 使用可能文字の制限
- ローマ字
- アラビア数字
- 一部記号(&・’・,など)
使用可能ですが、一定のルールがあります。
③ 会社形態の表記
「株式会社」「合同会社」などの法人格表示は必須となります。
4. 株主総会の特別決議が必要
商号変更は定款変更にあたります。そのため株主総会の決議が必要となります。取締役会決議だけではできません。
5. 登記申請の流れ
① 株主総会開催
② 議事録作成
③ 変更日決定
④ 登記申請書作成
⑤ 法務局へ申請
6. 必要書類一覧
基本書類
- 株主総会議事録
- 定款(変更後の内容確認用)
- 登記申請書
- 委任状(専門家依頼時)
7. 登録免許税と費用
登録免許税
3万円(商号変更は一律3万円です。)
司法書士報酬相場
3万円~6万円程度(会社規模・同時変更の有無による)
8. 登記申請期限
商号変更日から2週間以内に申請が必要になります。
遅れた場合
代表者個人に過料(最大100万円以下)の可能性。
9. 商号変更後に必要な手続き
税務署
- 異動届出書
都道府県・市区町村
- 法人異動届
年金事務所
- 名称変更届
銀行
- 口座名義変更
許認可関係
- 事業許可の変更届
10. 実務で多い同時変更パターン
- 本店移転と同時変更
- 目的変更と同時
- 代表取締役変更と同時
- 会社分割・M&A後の変更
一括申請で効率化可能。
11. よくあるトラブル
① 商号類似によるトラブル
② ドメイン・商標未取得
③ 旧商号で契約締結してしまう
④ 銀行手続きが遅れる
12. 商号変更の実務上の注意点
✔ 商標権の確認
✔ ドメイン確保
✔ 名刺・HP変更
✔ 看板・契約書修正
✔ 印鑑変更
13. 合同会社の場合
合同会社も定款変更が必要ですが、株主総会ではなく「社員の同意」で行います。登録免許税は同じく3万円。
14. 司法書士に依頼するメリット
- 決議内容の適法チェック
- 書類不備防止
- 期限管理
- 同時変更の最適化
- 補正対応
15. まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決議 | 株主総会特別決議 |
| 登録免許税 | 3万円 |
| 期限 | 変更日から2週間 |
| 必要書類 | 議事録・申請書など |
商号変更は比較的シンプルな登記ですが、定款変更を伴うため法的手続きは厳格です。
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